先日に引き続き、6月24日に行われた水野中学校職業講座についての投稿です。~生き方編~では、4名の講師の方のお話をご紹介したいと思います。
〇製造業の教室では・・・
経営者の方から、人生の気持ちグラフをもとに、これまでの人生のお話があり、ピンチに陥った時に助けてくれたのは”人”だったこと、うまくいかないときは外から自分を見ることも大切だよと教えていただきました。どんな人になりたい?どんな姿で死にたい?そういうイメージから、では今何をすべきか?を考えるといいよ、というアドバイスもいただき、生徒たちも真剣に耳を傾けていました。
〇キャリアカウンセラーの教室では・・・
今夢が決まっていることもとても良いこと、でも今決まっていなくても大丈夫、というメッセージが送られ、キャリアの8割は”偶然”でできているというお話から、”いい偶然”を生み出すために大切な秘訣を教えていただきました。生徒たちは講師の方から教えていただいた5つの秘訣「好奇心・持続性・柔軟性・楽観性・冒険心」をもとに、どう行動していくか?自分との約束を考えました。
〇CG・アニメーションの教室では・・・
「CGはまだ定年者がいない業界なんだよ」というお話から、CGはエンターテインメントだけではなく、現在はリハビリや医療など様々な分野で使われていることを教えていただきました。これからの時代は、業種や業界の垣根を越えて、新しく仕事を創っていく時代、だからこそ、「自分には関係ないや」ではなく、世の中で起きていること、自分の身のまわりで起きていることに対して、”自分なら何ができるか?”という視点を持つことが大事、というお話がありました。
〇看護師さんの教室では・・・
人間の血管を繋げるとどのくらいの距離?といった楽しいクイズから、看護師の仕事のやりがいを、患者さんとの具体的なエピソードからお話いただきました。クイズでは積極的に手を挙げて参加した生徒たちも、後半の命と向き合う看護師さんのお仕事、やりがいのお話に心を打たれている様子でした。
以上3回にわたって、11教室で行われた職業講座の様子を少しだけお届けしました。プロのすごさを知り、また自分たちの想像以上に多様な仕事があることを知ることで、生徒たちの目が輝き、働くこと・生きることの面白さや、将来に向けての希望や安心を感じられたのではないかと思います。