社会で働くさまざまな職業人を市民講師として教室に迎え、仕事について語ってもらいます。その道のプロフェッショナルとしての経験や知識を聞くことで、生徒たちは職業についての考えを深めます。また、仕事の大変さや楽しさを知り、生きることの素晴らしさについて考えるきっかけになります。職場体験に対するモチベーションを高め、将来自分の仕事を考える際の一助となるはずです。
講座例
テーマ:「ピアノ調律師の仕事」
講師 : 山田 伸夫
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ピアノ調律師は専門知識を必要とするため技術職と思われがちですが、実は接客マナーが
とても大切。 なぜなら各家庭を訪問し家の中にあげて頂かないと仕事ができません。
調律の技術はもちろん、時間厳守・身だしなみ・言葉遣い・振る舞いまで注意が必要です。
窮屈な仕事に思えますが、きちんと仕事をするとお客様も自分も満足できます。
お金を頂くとき「ありがとうございました。」と言って頂けるのは幸せな仕事です。
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講座例
テーマ:「和菓子職人の仕事」
講師 :老泉 弘
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和菓子店は、材料を仕入れ商品にしお店で販売する職業で、特に和菓子は材料、商品、
文化風習、行事など日本固有のもの。
自分で考えて作ったものが、お客様にお買い求めいただき「美味しかった」とお褒めの
言葉をいただいたときは何よりもうれしく、やりがいを感じますが、個人店なので自分で
責任を持ってやらなければならない厳しさもあります。
「三方よし」を大切にし、私利私欲に奔らずお客様や社会に貢献できる商いをしたいと
常に心掛けています。
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