現代の子どもたちは、テレビやインターネットの環境で育ったため、情報や流行には敏感ですが、自分で道を切り開いていく原動力となる実体験や生活体験が著しく乏しいといわれています。私たちが生きている社会生活において営まれるすべてのことは、子どもたちにとってかけがえのない経験になり、生きていく知恵や力になるはずです。
多くの大人と触れ合うことにより多様な生き方や価値観に触れ、経験し、感じること。その経験や感じたことをもとに子どもたちが自分で考えること。そして今の学びが社会と繋がっていくことを知ること。それこそが子どもたちが学ぶ意欲を高め、自ら「生きる力」を発見していく道しるべになると考えます。
そして、その道しるべを、私たちはキャリア教育と呼んでいます。