瀬戸焼きそば講座

みなさんは瀬戸焼きそば、ご存知ですか?

瀬戸焼きそばアカデミーによると、

①麺は、蒸し麺を使用
②味付けは、豚の煮汁や醤油ベースのタレを使用
③具材は、豚肉とキャベツが主体
④せともの(瀬戸焼)の器を使用(お持ち帰りは除く)

しているもの、だそうです。

瀬戸市のいくつかの小学校では、この瀬戸やきそばにまつわる講座     「食と器のコラボ」が開催されています。

この講座では、子どもたちが粘土から自分で自分の器をつくり、選んだ釉薬をかけ、自分だけの”せともの”を作ります。そして最終日には地元のレストランの方にご協力いただき調理実習として子どもたちが瀬戸焼きそばを作り、自分の器に盛りつけて食べます。瀬戸名物を五感で感じることのできる講座です。

令和2年度は新型コロナウイルスの影響で、残念ながら調理実習はできませんでしたが、自分だけの瀬戸焼をつくり、瀬戸焼きそばの歴史や作り方を動画も交えながら学びました。

 

<生徒感想>※抜粋

・釉薬で、黄瀬戸、織部の中に、鉄や銅が入っているのに驚きました。

・形をつくるところから、釉薬をつけるところまでの手順や大変さがわかった。

・この授業をやらなかったら、知らないままになるかもしれないことが何個もあったので、本当にやれてよかったなと思いました。

・いつも食事をするときに使っているお皿が、こんなふうに作られているのを知ってびっくりしました。釉薬をつけるのが難しかったです。

・お皿づくり、釉薬をつけることなどがすごく楽しかったです。このお皿をつくることを将来の夢にしたいです。伝統工芸品を受け継いでいきたいです。

 

伝統や地域ならではの特色を、触れたり、味わったりすることで、自分のまちの良さを知るきっかけになっているようですね。