令和3年10月1日、学校区内のお寺にて、幡山西小学校6年生を対象に「座禅体験」を行いました。
全員裸足になり、座禅の足の組み方をはじめ、手の形、目線や目の開き方、姿勢、などご丁寧に教えていただき、子どもたちは興味津々に、挑戦していました。
座禅では”座ることに集中する”
座っていると、「おなかがすいたなぁ」「今日の給食は何かなぁ」といった色々な考えが浮かんでくるかもしれない。それは人間としてとても自然なことですが、浮かんでくることを追いかけず、そのままにして、姿勢を正し、座ること、呼吸をすることに集中する。
そんなお話のあと、鐘が3回なり、約30分間の座禅。
希望者はご住職から警策(きょうさく:座禅に集中できるよう肩をたたいていただくこと)をいただきました。
警策は罰ではなく仏の力を借りて、正しい座禅に集中するための仏様の手、だそうです。時折聞こえる警策の音だけが、お堂の中に響き渡り、静かな時間が流れていました。
終了後、ご住職より、
座禅は座ることに集中することです。皆さんも勉強をしているときは勉強に集中したり、スポーツをしているときはスポーツに集中するなど、目の前のことに一生懸命に向き合ってほしい、といったお話がありました。
子どもたちも、座禅を体験したからこそ、目の前のことに集中する難しさと大切さを感じていた様子でした。
貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。