にじの丘中学校 面接講座

令和3年12月1日(水)にじの丘中学校9年生を対象に面接講座を実施しました。

 

例年受験を控えたこの時期に実施する面接指導。

入退室のマナー、お辞儀の仕方や座り方、歩き方や目線など、

細かな所作を確認していきます。

 

人生で初めて“面接”というものを受ける生徒がおそらくほとんどなので、

始まる前から緊張しています。

 

そんな時、講師の方から、

大きな声であいさつをすることで、その後面接の中でも声が出やすくなる

ということや、

緊張していても、一生懸命取り組もうという姿勢が大切であることを

伝えていただいています。

 

この日は所作の指導が終わったあと、

面接での質疑応答について練習を行いました。

その中で、講師の方から「○○さんのいいところってどんなところ?」と

他の生徒に質問する、という場面での出来事。

 

「いつも引っ張ってくれる」「明るくて優しい」

「困っている人に声をかけてくれる」

「私も助けてもらったことがある!」など

対象の生徒さんに対して、同級生からたくさんの“いいところ”が伝えられました。

ちょっと照れ臭そうでしたが、一緒に過ごしてきたからこそ

お互いにいいところがわかっている。

面接の前に改めてお互いにいいところを伝え合うことで、

改めて“どんな人間なのか”“何を大切に中学校生活を送ってきたのか”

を考えるきっかけになっていたように思います。

 

面接指導というと緊張してしまいますが、

いいところ探しの時間、

自分を見つめなおして、面接に向かう心構えを作る時間となり、

教室が温かい雰囲気に包まれました。