南山中学校 マナー講座

令和2年12月に南山中学校の2年生を対象に「マナー講座」を行いました。

講師の先生から、厳しくも温かいご指導をいただき、お辞儀の仕方や礼の角度、言葉遣いや敬語の使い方など、実践的に学ぶ機会となったようです。

例年瀬戸市では、市内の中学2年生の生徒全員が「職場体験」を行い、その事前学習として「マナー講座」を実施します。令和2年度は新型コロナウイルスの影響で「職場体験」は中止となりましたが、「社会で必要なマナーを学んでほしい」という先生方のご要望で実施となりました。

マナーの実践的な練習だけではなく、講座を通じて、生徒たちがマナーの本質を捉えてくれたようです。詳しくは下記の感想をご覧ください。

<生徒感想>※抜粋

・今まで細かく教えてもらったことがなかったので、今回教えてもらうことができて、とてもありがたかったです。「笑顔にまさるコミュニケーションツールはない」という言葉がとても心に残りました。笑顔は言語が通じなくてもわかるので日本国内だけでなく海外でも通じる大切なコミュニケーションツールだと感じました。

お辞儀の角度は「失礼します」「よろしくお願いします。」「ありがとうございました。」によって違いがあることを初めて知り、この3つを忘れずに挨拶の時には角度を重視してお辞儀や礼をしたいなと思いました。

・自分はよく目つきが悪いといわれ初対面の人には全然近づかれません。とっても悲しいです。けれどそのかわり、目で会話するのが得意なので、これからも目で会話します。がんばって笑います。

無意識が99%、意識が1%とおっしゃっていました。ですから気を付けようと思わないと行動できないことがわかりました。

・今まではしっかり挨拶の言葉を伝えられていなく、相手から挨拶が返ってこないときがあったから、これからはしっかりとアイコンタクトをとり相手から挨拶が返ってくるようなあいさつをしたいと思う。またマナーをただ守るのではなく、マナーの必要性を忘れずに行動するようにしたい。

・笑顔の大切さでもあったマスクをしていても笑顔になれば目が笑うから意識した方がいいということを覚えておこうと思いました。

・”マナー”の本当のあり方を知ることができた。単なる”形”ではなく、自分が相手を思う気持ちを行動にあらわすことがマナーの必要性だと感じました。そして”挨拶”のポイントにも気づけたと思います。私は挨拶の中でも”伝える”ということを大切だと考えました。なぜなら挨拶は自分の気持ちを相手に伝えるための手段だと思っているからです。これからも一つ一つの動作を丁寧に行いたいです。

いつも使っている言葉が上の人に使うとあまりよくないことがたくさんあってびっくりしました。これから今回教えていただいたことを怠らずに続けていきたいです。初めからすべて完璧にできるとは限りませんが、少しずつ「あたりまえ」になるように頑張っていきたいと思います。コロナでいろんなことがマイナスに動きつつありますが、その中でも笑顔で最善を尽くして日々を過ごしたいです。

楽しみにしていた職場体験がコロナでなくなってしまったけれど、今日のマナー研修では礼儀をはじめ、状況に応じての行動を学ぶことができてよかったです。