にじの丘中学校 職業講座

令和4年1月28日(金)にじの丘中学校1・2年生を対象に職業講座を実施しました。

この日は運送業、市役所、国際協力、鞄メーカー、IT、陶芸ショップ、製造業、ステンドグラスランプの販売、ピアノ調律師、ケーブルテレビなど、10分野の講師の方をお招きし、生徒は2分野のお話を聞くことができました。

=====生徒感想=====

IT

自分はずっと「働く」というのは辛いことだと思っていました。何もない部屋でずっと作業をするというのが働くことだと思っていたのですが、講師の方の会社の社内環境や働いている方々の笑顔を見ていたら、そんなイメージも変わり、働くのが楽しみになってきました。

運送

今回の講座で、将来自立していくために必要な能力や思いを育てていく意識を持ち、いろんな経験を通して生きるために必要な知識を身につけることが大切だと気づきました。また、多様な人との関りや、人への気遣いを大切にして、これからの学び方や生き方について考え続けたいと思いました。

ステンドグラスランプ販売

僕は誰かの役に立ちたいとかまだなかったし、自分でお店を開いたりするのもいいな、と思った。困ったときは誰かに「助けて」と言ったり、何かで元気をだしたり、自分自身の強みや得意なことを今日から意識して見つけたいと思った。

製造

自動車は一つの会社ではできなくて、たくさんの会社が協力して一つのものを作り出しているということを聞いて、とてもかっこいいなと思いました。そして、「幸運は勇者を好む」を教えていただいたので、自分が道に迷った時やチャレンジしたいときに思い出して、一歩を踏み出していきたいと思いました。

ケーブルテレビ

私は人見知りで、初対面の人とは緊張してうまく話すことができませんが、講師の方は人見知りにも関わらず、初対面の人にも「仕事」と考えてコミュニケーションをとって働いていると聞いて、人見知りを克服しようと思っている私にとって、とても勇気の出るお話でした。またお話がとても分かりやすく、「ケーブルテレビ」「テレビ業界」にも興味の湧く講座でした。

陶芸ショップ

今回楽しく生きるためのヒントをたくさんもらいました。その中でも特に心に残っているのは、2つの力についてです。「考える力」と「決める力」、この2つの力を普段から無意識に使っていき、ダメと言われたらなぜダメなのかを考え、自分の答えを出し、自分の行動は自分自身で決めていこうと思います。

国際協力

私の心に残っている言葉は、「あなたが産まれてくるときは、あなたは泣いて周りの人は笑っていたでしょう。だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って周りの人は泣ける人生を送りましょう」という言葉です。私はやりたい職業があり、その職業に就けるよう、これから一生懸命勉強し、悔いのない人生にしようと思いました。講師の方のように、人々に勇気、感動を与えられる大人になりたいです。

鞄メーカー

スーツケースなどの作り方や品質管理について教えてくださりありがとうございました。物を作る時、どのくらい慎重に細かく作られているのか知って驚きました。1つ1つ丁寧に造ってくださっているので、私たちは安全に使うことができているのだなと思いました。最後の海外で仕事をしたりするときがあったらなどの話を聞いて、いろいろな国の文化に触れるのも大事だと思いました。

ピアノ調律師

講座を受ける前は、将来働くことにあまり希望を持てず、そして失礼ながらピアノ調律師というお仕事を知りませんでした。しかし講座を受けた際、講師の方がとても素敵な笑顔でお話されているのを見て、「ああ、働くことって楽しいのかも」と将来が楽しみになりました。さらに、今まで知らなかったお仕事を知った事がきっかけで、前よりもっと職業の種類に興味を持つことができました。

市役所

私はやりたいこと、将来の夢というものが全くありませんでしたが、講師の方のお話を聞き、仕事を決める理由は、芯を持っている人もいれば、ちょっとした転機で変わることもあるのかと、新しい思考をもらえて嬉しかったです。「一回立ち止まり考える」、この言葉は大切なことだと思いました。